石川・金沢には、藩政期以来、脈々と受け継がれてきた伝統工芸があります。
先人からバトンを受けた新しい才能が、国内はもとより海外にも通じる質の高い技術を、さらに発展させてきました。
2022年に創設された「EGK工芸アワード」は、
今まさに国内・世界へはばたこうとする工芸作家、グループを後押しするとともに、
多くの人が日常的に質の高い技術に触れる機会を創出し、
石川・金沢の伝統工芸の持続的な発展に寄与するための顕彰事業です。
エントリー総数33組の中から、厳正なる審査の結果、
以下の受賞が決定しました。
金沢エナジー株式会社(愛称:EGK)は、金沢市の貴重な財産であるガス事業・水力発電事業を引き継ぎ、2022年4月1日から事業を開始しました。伝統工芸の新たな顕彰制度として創設した「EGK工芸アワード」が、これからの石川・金沢の伝統工芸を担う方々にとって一つの目標となるよう、応援させていただくとともに、多くの人が日常的に質の高い技術に触れる機会を創出し、伝統工芸の持続的な発展に貢献したいと考えています。
エントリー受付終了:沢山のご応募を有難うございました
応募資格 |
● 作家、職人、デザイナーなど、石川県の伝統工芸に従事している個人・グループ ● 石川県出身者または石川県に在住歴があること ● 50歳未満であること(2024年5月31日時点) ● 審査会に提示できるオリジナル作品が2点以上あること ● 本顕彰制度の開催趣旨を尊重していること ● 自薦他薦は問わない(他薦の場合は本人の同意を得ていること) |
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応募方法 | 応募は終了しました |
選定方針 |
藩政期以来の伝統に裏打ちされた上質の技術、美意識を体現するとともに、 伝統に新たな価値を与える創造性、独自性をもった工芸作家を選定します。 |
審査項目 |
以下の項目を中心に一次審査・二次審査を行います。 ※二次審査では作品(実物)の提出を求めることがあります。 ● 石川県の伝統工芸技術を習得し、かつ独自の解釈により昇華させているか ● 応募者の個性や感性が、活動や作品に反映されているか ● 伝統工芸に対する考え方、未来にむけての目標が確立できているか ● 応募者が、積極的に対外発信に取り組んでいるか ● 応募者が携わった範囲(製作工程の箇所、デザイン、プロデュース部分など) |
審査員 |
唐澤 昌宏(国立工芸館長) 奈良 宗久(茶道家) 大場 吉美(洋画家・石川県美術文化協会理事長) 中川 衛(彫金人間国宝) 南雲浩二郎(ビームス ディレクターズバンククリエィティブディレクター) 市島 桜魚(漆芸家、金沢学院大学教授 芸術学科長) 金田みやび(ギャラリスト) 石本 毅(金沢エナジー代表取締役社長) 吉田 仁(石川県芸術文化協会理事長・北國新聞社常務取締役) |
賞の種類 | 金沢エナジー賞、北國新聞社賞、ビームス賞の3賞を表彰します。 |
受賞者特典 |
① 賞金(50万円)等 ② メディア(北國新聞等)の取材露出 ③ 企業タイアップ企画等の支援 |
結果発表 | 2024年 8月上旬にEGK工芸アワードホームページ、および北國新聞紙面にて公表します。 |
表彰式 | 2024年 8月28日(水)に実施します。 |
■主催/金沢エナジー株式会社 ■共催/北國新聞社 ■協力/株式会社ビームス
■後援/金沢市、一般財団法人石川県芸術文化協会、一般財団法人石川県美術文化協会、北陸放送、
テレビ金沢、金沢ケーブル、エフエム石川、ラジオかなざわ・こまつ・ななお
■事務局
問合せ・申込先:株式会社ケィ・シィ・エス内 〈〒920-0919 石川県金沢市南町2-1〉
Tel:076-204-9060(平日:10時~18時) kogei@egk-award.jp
主催者事務局:金沢エナジー株式会社
〈〒920-0993 石川県金沢市下本多町六番丁11番地〉